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HOME > ビジョン > 答えがでずとも動く。我が人生、パスは許されない。

VISION-13
答えがでずとも動く。我が人生、パスは許されない。  [2008.12.30]

第21期竜王戦が先日行われた。
将棋の大きなタイトルである。

羽生名人と渡辺竜王との対決。

歴史的な戦いだったようだ。

羽生3連勝のあとの4連敗。
これは、将棋界で初めてのことだったらしい。

ちなみに、自分は全然将棋に興味ありません。

小学校のときに、はまった。
本を読みまくった。3手詰めから5手・・・。

毎週日曜の新聞で将棋の欄やNHKの対戦
を見るのも楽しみだった。

あの天下の羽生名人の師匠
は二上達也九段というかたです。

その二上九段の息子と自分は小学校は
違うが同級生だった。当時東京に住んでいまして。

この息子は、竜也というのだが、
自分が始めてライバルとおもったやつ。
5年で塾で出会った。
塾といっても愛知県と異なり、東京は私学入試に向けて
完全に小学校教育を逸脱した内容を行っていた。
それ自体も面白かったが、やはり二上の存在は大きい。
彼と争って、あいつができたり、自分ができたり。
同じ中学校に行き、たまたまクラスが同じになった。
それもあって、勉強も燃えた。
学校では、彼しか敵はいなかった。勝ったり、負けたり。
本当に五分の戦いだった。
とにかく頭めっちゃよかった。もちろんというのかな、東大にいった。

ライバルというのは難しくて、一人が圧倒的だとライバルにならない。
お互い努力して、勝ったり、負けたりにならないと成立しない。
なお、お互いが嫌いではだめ。
お互いが認めないと。

中1も二上がいたせいなのかなあ、よく勉強した。
人生で1番した。
高校入試、大学入試なんかめじゃない。

自分は中2で転校。いろんな理由があるが、
二上の存在も勉強に興味なくなった理由
のひとつに間違いない。
まったく、勉強しなくなった。
もちろん、すべては自分が弱いだけの話ですが。

いろんなことやってきた。

そこで、生きてきて、ライバルって誰かいたろうか?

二上しかいねえ。おれにとって、あいつでかい存在
だったんだなあ、って今日、というか今思いました。
そうか、今まででライバルと思った人間、
一人しかいなかったんだ。
なんかびっくりだなあ。
別に圧勝してきた人生でもなんでもないですが。

あいつ、今なにやってるんだろうなあ?
中2以来だから、30年くらい音信不通。
東大に行ったことを知ったのは、
たまたまお父さんの記事でそのことが書いてあった。

そんな中1のある日、僕らは勉強という頭脳ゲームのライバルであり、
そこで、頭脳ゲームの最たるもののひとつである将棋の対決をしよう。
といことになって、息子の竜也は自信満々。
俺なんかに負けるはずがない。と。

「じゃあ、勝ったら、なにくれる?」

「なにがほしい?」

「お前の父さんのサインの色紙とお父さんの将棋のこまをくれ。」

「いいよ。」

「だけど、俺、お前が喜ぶもんなんもないけど、いいか?」

「おまえに勝てば、それでいい。」

「よし、やるか。」


二上家で対戦。

私、勝ちました。

そして、約束を果たしてもらいました。

まあでも、どっかいっちゃったなあ。すごい高級そう
なやつだったけど。
ちょっと自慢です。

小学校当時は、かなり強かったと思う。
しかし、自分はいっきに集中して、
ぐっとあがるんだが、興味を失うと、
ものの見事に全部忘れてしまう特性があって、
高校くらいでは、もう完全にド素人状態。

将棋に興味なくなったのは、たぶん二上に勝ったこと
だと思う。というよりも、二上に勝って、そのあと
ファイトを燃やしてくれたら、やっていただろうなあ。
そのとき、二上は意気消沈してしまった。

ライバルの意気消沈する姿を目の当たり
にしてしまって、なんか自分が勝手にしらけちゃったのかな。

それ以来、将棋は3回くらいしか今まででやっていないと思う。
あれだけ燃えに燃えて、うまくなっても、なんかあっさり
捨てれちゃうところが自分にある。
変人なんだろうなあ、って思う。

もしかしたらだが、息子の竜也も、自分に負けて
将棋の道をあきらめたかもしれない。お父さん以外
で初めて負けたらしい。

脱線にもほどがあるね。さあ、戻りましょう。

羽生名人が負けて、インタビューされた。

「敗因はなんでしょうか?」

「わからない。3日たって、考え続けているが、わからない。
どうすればよかったのかが。
答えがでないときに、なにをするのか。」

ちょっとわかりにくいかもしれないが、

自分と同じだ、と思った。
この人も、こんなすごい人も
同じなかで生きてるんだ、って。

もちろん、自分とは次元が違うレベルではある。

でも、将棋の世界でも、羽生名人でもあるんだ。
そして、終わってからでも、わからないことが。

彼らは、何十手先まで読む。
適当な一手なんてない。

僕のような素人が将棋を指せば、
交互の順番なんで、序盤なんか、
適当に歩を動かしたり、銀を動かしたり。

極端に言えば、それと同じ。

その一手にストーリーができないということ。

あらゆる選択肢が局面であって、どれを打っても
勝つシナリオができないということだ。

昨日、忙しいさなかだが、なんかむしょうに
棋譜が見たくなった。

わかりっこないが、第7戦の140手の
どこがそのポイントだったのかと。

そこで、インターネットって、改めて便利だね。

一手ずつ、将棋盤で再現できる。

何十年もやっていない、ド素人がわかるわけもないが、
全部の手をみて、考えに考えた。

全然わからない。

とにかく、すごすぎる。

両者の攻防が。僕のレベルではどうにもならないすごさ
だというのしかわからなかった。

でも、それで終わるのも悔しいから、
第6戦も、全部見た。

序盤は似たような戦い。

70手で、羽生名人が投了した。
まったくわからない。

えー、これで詰みなの?

どちらかといえば、羽生が優勢じゃないの?

ここから2時間は考えたなあ。
結局、これで詰みになることがわからなかった。

3,4時間やってしまった。

朝の6:30すぎてた。

あほや、おれは。今やることいっぱいあるのに。

でも、久しぶりにまったく興味のない世界にふれて
いろいろ感じた。

トップはすごい。
本当にすごい。

答えがわからずとも、動かざるを得ない場面
は1年に何度も何度もおしよせる。

はっきりと答えがあっても、動かない人も
いっぱいいる。

なんでだろう?といつも思う。

答えなくても、わからなくても、
「わかりません。」といってスルーできないのに、
と言いたくなってしまうときもある。

スルーしちゃいけないんだ。自分は。

そうやって、ある意味誰も教えてくれることがない
答えを探し、もっと言えば、Qを探し続けるのが
自分の役目。

答えを覚えるのが学生や通常のサラリーマンかもしれない。

答えを探すのが、自分の使命。
そして、数学と違うのは、必ずしも正解はひとつとは限らない。

答えなき、ストーリーなき、決定。
羽生名人のストレスが痛いほどわかる。

将棋の81の升目でときにそういうことがあるように、
自分の仕事でも、いやがおうでもこの場面は訪れる。

そのときの、悪く言えば、やまかんのような行動、

そこで、成功をとげれる強烈な力をつけたい。

将棋にパスが許されないように、
勝つか、負けるまで、
動き続け、決め続け、
もがき続けても、
戦い抜きたい。

俺は、大富豪ではない。あのトランプと同じ。

我が人生、将棋のように、パスはない。
我が人生、将棋のように、パスは許されない。









   
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