本を読んだり、映画を見たり、音楽を聴いたり、誰かと話したり…。
日々の生活の中で、溢れる言葉。
いつまでも心に残る言葉もあれば、跡形もなく消え去ってしまう言葉もある。
忘れられない言葉、忘れたくない言葉、忘れたい言葉、忘れてはいけない言葉、忘れてしまった言葉。
自分の心が動いたとき。
その言葉をノートに書く。
「面白き こともなき世を 面白く
すみなすものは 心なりけり」
ノートは、たどたどしい字で書かれたその言葉から始まる。
小学生の時に読んだ、高杉晋作の伝記にあった言葉。
それからたくさんの言葉がこのノートに加わった。
一番最近では、マザー・テレサ。
「100人に食べ物を与えられないのなら、1人にあたえれば良い」
私は、高杉晋作にも、マザー・テレサにも会ったことがない。
だから、彼らが本当のところどういう人だったのか、分からない。
その言葉そのもののような人生だったのかもしれないし、
言葉と行動が全くマッチしていない人だったのかもしれない。
だけど、人は思ったこと、考えたことを言葉として吐き出すのであって、たとえ嘘をついたとしても、そのことについて考えたことがなければ、言葉になることはない。
どんな嘘であろうと、空想であろうと、そのすべての言葉の源は己の内なる心の中にある。
もちろん、言葉にならない言葉も、言葉にすべきでない言葉もあるけれど。
そういう意味では、いずれにしても、やっぱり彼らはすごい人だと思う。
私には、そんな言葉が頭に浮かぶこともないから。
そしてその言葉通りの人生であったなら、なお良いなとも思う。
今年も色んな言葉に出会った。
自分も色んな言葉を口にした。
2010年、どんな言葉に出会うだろう。
どんな言葉を口にするだろう。
良い言葉が溢れていたらいいな。
良い言葉の溢れる一年にしよう。
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