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最強 2007年04月24日 
小宮 卓也 

最近時計をなくした。なくなった場所はわかっている。遠くもない。
だけど、いまだにとりにいっていない。
ある日思った。
『何万かやるからとりにいって』と誰かに頼まれたらどうする?って。
とりに行こうという気持ちは高まった。
人は勝手に枠にはめこんで自分の行動を決めるときがある。
『俺がやるしかない、だから…』 『人にしょぼいと見られたくない、だから…』

そのとき思った。
感覚とは、理由がなく、また自分ではすぐに説明できない発想だと。
自分じゃ普通だと思ってきたことが、実は普通じゃなかったことなんてちょくちょくある。
当然の考えが、ときに当然じゃない。
これが感覚だ。

だから、何かと理由をつけて自分の行動を制御しすぎることは自分を壊す可能性があると思った。
また、すべて悪いというわけではないが、これが決定のほとんどを占めたらすごい人間にはなれないと思った。
だって、自分がしょぼい人間だから『すごい』と仮定して行動制限してるんでしょ?
『しょぼい』ことありきになってる。

人には感覚がある。
直感は一見何も考えていないように思われる。
確かに考えていないといえば、考えてない。
でも、俺から言わせれば、直感は自分の人生、自分の潜在能力のすべてを表す集大成だ。

カッコつけたがるから、行動前に理由を求めたがる。
最後は感覚、そう直感にみんなゆだねている。
恋愛がそう。
カッコつける場所じゃない。
そして、こんなんがタイプとか言うだけ言っといて、本当に好きになる人はぜんぜん違ったりする。
何で好きになったかは、付き合った後でようやくわかってくる。
『自分はこういうのを求めていたんだ』と。
理由は行動の後。
ここぞというときは、行動前に理由なんて要らない。

理詰めの行動は、枠が限られてる。
自分の今呼び起こすことのできる記憶だけで考えているんだから。

すべてを言葉で表すことができるようになれば、最強だろう。
自分の経験、感覚をすべて理詰めできたなら。
でも、それは無理だ。時が止まらない限り。

じゃあ、考えることは意味ないの?
そんなことはない。
感覚は不変ではない。
これからの人生によって大きく変わる。
先天性と後天性の最強タッグだ。
だから、行動後の理由がわかればわかるほど、感覚は研ぎ澄まされていく。
ちょっとわかったくらいで、理詰めに支配されちゃいかんけどね。
だから、いつも感覚は持ち合せる必要がある。

感覚は最強である。俺はそう思う。

俺の文章は、誰に向けて書いとんのかね?

 

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