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岡田代表メッセージ
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「開拓塾に入って良かった。」と言われることはやりがいですか?

やりがいという言葉だと何かしっくりこないが、「あなたに出会えてよかった。」これ以上のほめ言葉はそんなにないような気がする。
自分は、生徒にも社員にも等身大。自分がいかにちっぽけで弱いかということも伝える。等身大=life-size、そのままで伝われば良い。しかし、等身大とは、「そのままで良いという開き直りではない。」それは、自分の25歳と45歳の等身大が同じであっては困るということ。そんな中で「先生に出会えてよかった。」と卒業するときに言われると、この職業捨てたもんじゃないと感じざるをえない。



開拓塾の特色として、「意見を言いやすい会社、意見・提案がよく出る会社」と聞きますが、岡田代表は社員の意見というものについてどう考えていますか?

意見を言う権利はみんな平等。発言するだけの行動結果があるかないかではない。
行動結果をふまえてしまうとハードルが高すぎるし、必然的に部下から意見が出にくくなる。他の会社では、通常こういった概念がないようだが、私にはわからない。そういう会社は、結局トップに自信がないのであろう。社内秩序を壊される恐怖があるからなのか、組織という防衛形態を維持するシステムを作っているだけのような気がする。私は、性格がいい加減なせいか、社内がめちゃくちゃになったとしても、なんとかなるという変な自信がどこかにあるのかもしれない。
「入社何日目であろうと、どんどん意見を言ってよい。」心から思う。ただ、最終決定権は自分にあるだけ。
意見だけではなく、大切にしているのは、苦しいとき、つらいときにきちんとそれを言えるかである。意見同様、これもよっぽど努力して伝えていかないと、同僚に愚痴は言えても、上司にまたは私に辛さを言ってくることはまずない。 仕事の中だけではなく、恋愛だろうが、友人、家族、体調それらすべてひっくるめて、苦しいときに苦しいと言ってほしい。苦しいときには、逃がしてあげたい。 そのかわり、元気なときにフルパワーで。そんな感じですね。





Go。「迷ったら、行け。」
失敗してもいい。迷ったときは、行動する方を、またはリスクがある方を選択するよう伝えています。もっと言うと、意外と「迷わずとも行けない」場合が多いように思う。確実にこうしたほうがいいのに、とある人に感じても、それすら傷つけてしまいそうだからなのか、嫌われたくないからなのか、なかなか言えないことが多いように思う。
それは、やさしさではないし、社員同士または生徒との壁の原因でもある。 思ったことを何でも言えばよいわけではないが、プラスの方向に向かって、時には言いにくいことも伝え合うことが本当の結束力を生むし、お互いの成長になると信じる。そう、だからこそGO.



教師同士の信頼関係は生徒にも分かるものですか?

分かる。生徒は本能で分かる。
教師間の関係だろうが、ある教師がこのクラスをやりづらいと感じていることだろうが、 生徒は、お見通し。それは、教師が何を言ったかということではなく、生徒は動物的本能で感じ取っているように思う。私は社員に「この職業はメッセンジャーである。表現力を身につける努力をし続けなければならない。」と伝えています。
私も表現力を高めるために、日々探求、模索しました。そして、自分の中であるとき目標に到達したことを自覚しました。そして、それが武器になり、悪く言うと簡単に子供たちを引っ張ることができるようになりました。そこで、私は新たなるチャレンジをしました。子供たちに「本能で、なんかいい」と感じさせたい。そう考え、いい話、説得力ある表現という理論武装を捨てて、どうってことのない表現、意味不明な言動、動物的雄たけびだけで心に響かせることができるかという挑戦をしました。
そう、「本能のメッセージ」 これが、現場講師としての私の後半戦の最大のテーマでした。ずいぶん前に、この挑戦をしていることを一人の社員にだけ伝えました。
ついつい、自分の表現力を使いたくなる場面がきてしまう。でもそれを封印して・・・ そんな日々の繰り返しでしたが、多くのことをここで学べました。



その本能のメッセージは、完成したのですか?

完成できませんでした。4分の3。これが限界だと感じた。
相当追っかけたのですが。しかし、自分の中では一つの答えにたどり着きました。現場を引退する大きな理由ですね。



それは、どういうことですか?

塾講師としていわば、やりきったという感覚ですね。もう思い残すことが1%もない。



なぜ本能のメッセージにこだわったというか、やってみようと思ったのですか?

変人なんですよ。(笑)
できることをいつまでもやり続けることができない性格で。できないことをしたがってしまうんですよね。ドMですね、きっと。
もうひとつの理由は、今後いろいろな社員が入ってくる。口下手な講師、いくら努力しても人をひきつけるような表現力を身につけることができない人だっているだろう。まだそのときは今ほど社員もいなかった時でしたが。「表現力がなくとも、子供たちに伝えるすべがある」ということをまだ見ぬそのような社員に教えられたならいいなあと考え、いっちょうやってみるかという中で5年間挑戦しました。



すごい生き方ですね。岡田代表の話は何か特別な力を感じてしまいます。しかし、そのような生き方をしていらっしゃるので、会社を立ち上げて悩んだことも相当あるのではないですか?

たいして悩んではないですね。しかし、会社を立ち上げてからというよりも今まで生きてきてクリアできたものが少なすぎる。それがコンプレックスですね。



話は変わりますが、給与や昇進は実力ですか?

いいえ。結果は実力と運。すべてにおいて、タイミングという運がつきまとってくる。実力100%という判断能力は、私にはない。



会社を立ち上げて印象に残っている出来事は何ですか?

たくさんありますが、最も印象深いエピソードの一つを話します。
あるとき、信頼している社員が「辞めたい」と打ち明けた。私は動揺した。しかし、このことを誰にも話さずに心に秘めておいた。他の社員に同じ気持ちを味合わせる期間を最小限にしたい。俺一人で十分。そう考えていた。数日後、社員の二人から食事に誘われた。そして、「代表、頑張ってください。」「代表、みずくさいっすよ。」 本人がこの二人にやめることを伝えていたのだった。そんな思いもよらない励ましを受けた。
会社を立ち上げて、本当の意味で初めて励まされた。うれしかった。涙が出そうだった。本当に救われた気持ちになった。支えてくれる「仲間」がいることを改めて知ったのと同時に、トップは孤独だなんて、高慢な思い込みに過ぎなかったことに気づかされた。さらに、一度は辞めるといってきた社員が、その後、翻意してくれたことは私にとって二重の喜びとなった。



社員に期待することは何ですか?また、期待とそうならないことのギャップはあるのですか?

ギャップはある。しかし、人間が他の人間をコントロールしきれることは無い。
そのことは忘れてはならないこと。どこまで求めて、どこから開放していくのか。そこがポイントになる。
理想を言えば、25年以内に大エースが開拓塾から出てくること。そういう人物は育てるのではなく、育つのだ。もともとの天賦の才で。それは、現有社員かもしれないし、まだ見ぬ社員かもしれない。自分は、やはり現有社員から大エースを輩出したい。そのきっかけを自分との出会いで与えられたならば、うれしい。 そのときは、もちろんトップの交代ですね。



岡田代表がいつかやってみたいことの一つを教えてください。

日本にはないアカデミックなものをつくりたい。
そこは遊ぶ場所でもあり、学ぶ場所でもある。ド田舎に作るしかないのですが、プラネタリウム、科学館、天体観測(周りが明るいと無理かなあ)ができたり、カート場、フィットネス、ゴルフの打ちっぱなし、温泉施設、映画館、ボーリング場、ビリヤード、病院、動物園といったものを集結する巨大なアカデミック・エンターテイメント施設を作りたい。アカデミック・エンターテイメントなんて言葉は現在ないが、いつかそんな言葉が生まれるかもしれない。自分が100%出資なんかしなくてもいいし、現実的に無理だと思う。トヨタなどに出資してもらって、自分はプロデューサーというかかわり方でもかまわない。
大人も子供も楽しめるし、学べるし、そんな夢のあるものを作れたら言うことない。



プラネタリウム、天体観測と出てきましたが、宇宙に興味があるのですか?

宇宙に興味はないが、星空は理由もなく良い。
私はよく空を見る。毎日空を見る。あるとき、そういえばあまり空を見なくなったなあ。車に乗って、会社という箱に入って。空を見る必要なく一日を過ごせてしまう。そこから意識的に毎日空を見よう、と決めた。上を向いて歩こうじゃないが、今日の空を感じて、明日の天気を予想する。ニュースのみじゃつまらない。自分の感覚神経を鍛えよう。そうして朝も、夜も。空を見て、星を見ると、今の自分の汚れた部分が洗い流されるような気がして、なんかいい。



開拓塾としての夢は何ですか?

100年後、全国1位。
今。心に描く夢は、100年後もさらに大きく成長している開拓塾の姿。100年続く企業なんてなかなかない。続いてるだけですごい。しかし、ただ塾生を増やして、大きくなればいいというものではない。
「塾という民間の立場から教育業界に一石を投じる」
教育界全体の活性化を促すとともに、公教育にも影響を与えたい。そのためには、開拓塾がすばらしい学び舎となり、そのよさが世の中に知れ渡らなければ不可能である。
「100年後、日本の教育を変える。」
100年後に私が生きていることはありえないが、それまでにこの企業が大きくなり、国家貢献力も大きなものとなって、私自身の名は知られずとも開拓塾の考え方が世の中に浸透していくようになれば良い。そんな企業にできたら素晴らしいことであると思う。
100年後の開拓塾。私の名は創業者として年表の片隅にでも載せてもらえれば幸いである。



最後に、開拓塾の講師を目指す人へメッセージをお願いします。

入社してから語り合おう。等身大、本音で。
私は挫折ばかりの人生だ。君たちもきっとこれから挫折をするだろう。しかし、骨は折れてもまたくっつく。骨が折れたか折れていないかなんてどうでもいい。
まず君が生きていれば、それでいい。


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