クラスは現在の自分を映し出す鏡。それを最も感じさせてくれ、今でも心に残るクラスがあります。 教師1年目の豊橋東校3年生クラス。勉強に熱心に取り組む生徒が多く、決して暗い子たちではありませんでしたが、授業が暗くそして重いのです。開拓塾生らしい明るさと積極さを引き出せず、一生懸命が空回り。自分の力の無さを嘆く日々でした。 2月になり受験を控え、彼らの緊張度も日に日に増してきました。そして最後の日。この子らに伝えられる最後のチャンス。今までの思いを彼らにぶつけました。なんて言ったかを今でも思い出せないほど必死だったと思います。そして歌を届けました。このクラスで歌う最初で最後の歌。演奏も何もない、自分の声だけで。そこで思ってもみないメロディが流れてきました。クラスみんなによる手拍子。授業中の発声も大きく、できたい、できさせたいの思いがひとつに。生徒ひとりひとりの表情に花が咲きました。 そして、迎えた合格発表のときにも。心を開き、そして心をひとつにしようとすることの大切さを肌で感じました。時折、彼らの卒業作文を読み、当時を振り返ります。このクラスと出会ったからこそ、今の自分があります。 |