という問題があります。定期テストで出題される設問形式の1つですが、正答率は決して高くありません。しかし、この問題のポイントは2つしかないのです。1つは
「ついぞ」 という言葉の意味を正しく理解すること。もう1つは、主語、述語の関係を正しく作ることなのです。「ついぞ」 は 「今までに」 の意味で、通常次に「~ない」という否定語を伴います。
そこで、「今までに~したことがない」というひとかたまりの形で意味も教えます。そして、実際に生徒に短文を作成させます。生徒は様々な答えを作成します。主語がない子、意味が通らない文を書く子。それでも私たちはまず、答えを書いた子を認めていきます。
「よし、積極的だね」 「おしいね。何か足りないよ」
などと声をかけていきます。ペンが止まっている子には、「まずは主語から書いてごらん」と導いていきます。国語の解答作成で大切なのは、まずは書こうとする意志です。生徒が積極的に書こうとする意志を認めてあげることは、その子本人だけでなく、ちょっと消極的な別の子が積極的になる後押しにもなります。そういった気持ちで授業を行っています。 |