| 中学2年生で履修し、定期テストでも必ず出題される重要文法です。この文法をいかに定着させるかの授業です。 |
板書は英文のみです。この英文の日本語訳はあえて板書しません。
英文と日本文の両方に目がいってしまい、 英文の定着が薄れるのを防ぐためです。
ここでは、英文だけに注目させます。 |
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「この文章を日本語にすると、どうなると思う?」 |
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「私たちは、彼を・・・イチローと呼ぶ?」 |
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「そう、その通り!call の意味、よく覚えていたね、えらかったよ。」 |
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「call A B」 「AをBと呼ぶ」となることを最初から教えません。
「call」が「呼ぶ」という意味を持つことを知っていれば、この文章を訳せる可能性があるからです。
・・・(こだわり1)
1.全てを教えず、生徒ができる可能性にかける。
2.生徒自らが思考することで記憶に残す。
3.できた生徒を大いに褒めることができる。
それがここでの狙いです。 |
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「この例文がテストで出題されたとき、どこに注意して書かなければいけないと思う?」 |
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「う~ん・・・あっ!him と Ichiro を逆に書いてしまうこと?」 |
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「そうだね!いい解答だ。その通りだよ。」 |
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この例文での生徒の誤解答として、him と Ichiro を逆に書いてしまうことがあります。ここでも生徒自ら思考させることにより、より記憶に残して語順間違い等の誤解答を防いでいきます。
・・・(こだわり2)
私たちは普段から生徒のノートを見回り、時に誤解答に注目します。生徒がどのような思考ステップで間違えるのかを知ることにより、新しい指導法が生まれます。 |
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| ここまでで、この文法をだいたい理解しています。ここで、ポイントとなるところを全て板書します。その後この例文を発声させて、覚えさせます。 |
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次は、例題を解かせて「call A B」の定着を図ります。見回っている時に、いくつかの誤解答に出会います。
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「He call my Ken. おしいよ。He だから?」 |
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「あ!calls!」 |
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「そうだね。あともう一箇所あるよ。my の部分、もう1回考えてみよう。
さっきの We call him Ichiro. の例文を思い出してごらん。」 |
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「・・・あぁ、my じゃなくて、me だ!」 |
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「その通り。さっきの例文は、今の問題に生きてきたよね。例文を今後大事にして覚えていこうね。」 |
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ここでの誤解答として、三単現の「s」の付け忘れや、call の後の代名詞間違いがあります。ここで私たちは、「call」の後は「代名詞の3番目」がくる、という通常の指導はしません。
先程の例文「We call him Ichiro.」に注目させ、「him」から「me」を生徒自身の力で導き出させます。
・・・(こだわり3)
1.「me」を導き出せたら、授業姿勢や英語力を褒めるチャンスとなる。
2.例文の重要性を訴えることができ、生徒が積極的に例文を覚えるようになる。
この2点が、私たちの指導の目的です。
私たちは「例文」を大切にし、何度も発声させます。覚えて声に出す。これを繰返すことで、英語を自然と吸収していきます。
・・・(こだわり4)
1.「代名詞の3番目」のような感覚が自然なものになる。
2.多数の例文を記憶していることにより、推測力が生まれる。
このことは、中1・2の段階から、高校入試で点をとるための大変有効な方法であると考えています。高校入試で、一問に複数の文法が絡んだ難問が出題された時。「見たことが無い、分からない。」とならずに、例文を手がかりに問題にアタックすることができます。 |
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次に発展問題でさらなる英語力を培います。
ここの問題は、「あなたはこの犬を何と呼びますか。」を解かせます。
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「この問題、すぐには答えが出しづらかったよね。問題が難しい、と思ったら、まずは文章をシンプルにして考えてみよう!」 |
シンプルに考える。私たちが英語を指導していく上で、大切にしている方法の一つです。
・・・(こだわり5) |
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「シンプルにする。じゃぁ、この疑問文はまず何文で考えればいいと思う?」 |
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「普通の文」 |
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「そうだね。まずは肯定文で考えればいいんだ。そうすると、You call this dog A(仮). となるよね。(・・・思考ステップ1)
それじゃぁ次は、「A」の部分をどういう言葉に置き換えればいい?」 |
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「what」 |
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「そう。その what(疑問詞)はどこに置かなければならないの?」 |
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「文の先頭」 |
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「そうだね。What you call this dog. となった。(・・・思考ステップ2)
それじゃぁ最後だ。疑問詞の後は、何文がくるの?」 |
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「疑問文」 |
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「そう。しっかり基礎がわかってるね。ということは、この文章はどうしなければいけないの?」 |
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「you の前に do を入れる!」(・・・思考ステップ3) |
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「そうだね!今やったように、まずはシンプルに、順を追って考えていくんだよ。」 |
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思考ステップ1・・・疑問文を、シンプルな肯定文にする。
思考ステップ2・・・疑問詞の what は文の先頭へ。
思考ステップ3・・・疑問詞の後は疑問文がくる。
以上の思考ステップをふまえ、生徒に発展問題に対する考え方を指導していきます。生徒ができないのは、思考ステップの多い問題であり、さらにその問題を順を追わずに一気に処理しようとします。
生徒には難題と向き合った時に、「何か難しそう」をいう理由であきらめてしまう。そんな時、「シンプルに考える」ことで生徒たちに様々な問題にアタックさせていきます。 |
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